取材で話がはずみ、いい内容を引き出せるとうれしい
いい原稿になるだろうなというのを直観する

小説は「題材8割」という(少なくとも私は信じている)
これだ、と思った作品は必ず選考を通過してきた

 

取材原稿も同じで、取材対象者のリアルな話は
貰った資料などでは補完できないなにかがあると思う
 

して、いま、200分しゃべり通した音声データを聞き直している
後日、医療機関のサイトに掲載される
素晴らしい言葉の連続だが、今の自分に響いたことがあったのでここに記録しておく

「先輩からは知識を、後輩からは刺激を」

 

ライターとして15年くらい仕事をしてきた
現場に行けば、同業や関係者の多くが年下になってきた
年齢とキャリアはイコールではないにしても、現場で叱責されたり、無能扱いされたり、原稿を大きく修正されたりすることはない(あってはいけないけれど)
とくに原稿は、追加依頼はあっても、もうほとんど修正されない
もちろん完璧を目指すわけだけれど、きっとそこそこ求められることは書けるのだ

しかし、それでいいのかどうか

自分は「求められるもの」に対して十分なことはできていたとして
そこでとどまっていいのか否か

後輩からは刺激を
異業種からも刺激を
子供からも、WEBサイトからも、日常会話からも・・・
刺激を求める自分でいたい