「在宅ライター」の募集を見つけた私は、張り切って試験会場に出掛けました
試験内容は、作文のみ
よーーっし頑張るぞ!!
・・・しかし、会場はめちゃめちゃ広くて・・・ざっと数えたら100人を超えている
そして、おおむね「高齢者」
パート勤務はちょっとねって感じのお年の人に混じって、私のように子育て中の女性がちらほら・・・倍率は6倍だあ・・・聞いてないようーーー!!試験会場まで電車とバスで2000円くらいかかってるのに!!笑
私はがぜんやる気になりました(単純)
そして、出されたお題は「私の家族」
私は迷わず、今は亡き父の話を書きました
一番前の席で、書いていたら涙が止まりませんでした
合格とか採用とかどうでもよくなりました
私達子どもを育てるために必死で、贅沢ひとつせず頑張った父のことを思い出し、たった1200文字を埋めました
合格したのは父のおかげ
今でもそう思っています
そして、この仕事を得た瞬間、私は会社員ではなくフリーランスの道を選びました
この仕事を「毎日」すれば、在宅で会社員時代の給与に近い収入を得られる
好きな「書くこと」を仕事にできて、幼い子どもたちのために家にいられる
試験に受からせてくれた父に感謝しました
しかし、その後の道は・・・
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その④に続く