今日取材した先で、採用した人の奨学金変換支援についての話題が出た
(違う企業でもその話が出ました、と営業さんも言っていた)
奨学金はフルで借りると数百万円になるし、
社会人になれば何とか返済できると思うけれど
結婚や出産、病気などで収入がなくなるとたちどころに返済に困る
私自身も相当額の奨学金を借り、それがあったから大学を卒業できたけれど
結婚と出産で収入がない間は、返還猶予を申し出た
主人に、私の借金を背負わせるわけにいかない
完済したときのあの喜びにも似た安堵は今でも覚えている
最近は、企業が返還支援をしてくれるところも増えている・・・のか?
日本学生支援機構のWEBサイトにも以下の記述があった
企業等が社員に対して実施している貸与奨学金の返還額の一部又は全額を支援する取組について、これまでは企業等から社員の方に直接支援する方法のみでしたが、2021年4月より企業等から日本学生支援機構に直接送金することを受付することとしました。
奨学金を借りなくても学べる場があればいいのか、
奨学金を返済する苦労を負わせないほうがいいのか、
返済を企業がしてくれるのがいいのか、
全て自力で完済した私にはよく分からないが
ただ、奨学金があったから、私は「大卒」という学歴を持てている
企業が支援する取り組みは、ひいては「人材不足」があり「よい人材を獲得したい」という気持ちがあるわけで、企業の気持ちに応えるよい人材が集まれば、それは素晴らしい好循環
「生きているお金」というのはそういうことだと思う
私も、いいお金の使い方をして、死んでいきたい