知人の親は「もう手立てがない」と言われたそう
大きな仕事の完了と、海外留学中の孫の顔を見るために頑張ってくれたらいいね
私にはそれしか言えなかった
その方の年齢は、私の父の年齢と同じ
父は余命宣告から半年生きてくれたけれど
私の転職を見届けて旅立った
ずーーっと泊まり込みで介護をしていた母が、たった1日、
入浴するために帰宅したその夜に逝った
死にゆく姿を見せたくない
父の最後の愛であったと信じている

何と見事か
私も誰にも見られたくない
手を握って「ママ!」なんて言われたくない
そっと消えるのだ
もういまはそれが願いだ

今日偶然にも私は
正反対の話を聞くことができた
延命治療はどうするか、まで、印鑑を押すまで、判断を迫られたのに
無事、退院となりそうだ( ;∀;)

明日死んでもいいように生きる、生き抜く
そう思って生きていかなくては
余命を宣言されてから自分を誤魔化し誤魔化し生きてもしょうがない

今日の終活は思い出整理
年賀状も、文通相手も、定期的に連絡を取る仲間も
少しづつ減らしていくのだ
今年は習い事を1つやめる
これからも縮小して縮小して、最後はそっと消えられるように準備しておく