写真を本格的に始めて10年くらいになるだろうか?
ちゃんと教わった先生がマニュアルでしか撮らない先生で、
なので私もマニュアルしか使えない
PとかAとか臨機応変に使えたらいいのだろうか?
いやいやマニュアルはそれを包括しているのだからいいとしよう
今はISOとシャッタースピードとF値の意味は分かるので
だーーいたい「こんな写真にしよう」と思ったら撮れるようになった
そこまで理解するのにまず第一段階があると思う
つまり「オート」でパチリ、スマホでパチリから脱して
思うように撮れるようになるか否か
ここまでいったら、次はカレンダーや絵葉書のような写真が撮りたくなる
名所や犬猫、子どもの笑顔などが撮りたくなる
フォトコン雑誌の表紙みたいな「THE写真」「王道でござい」な写真
これらが撮れるようになると第二段階
このへんになると、カメラもハイスペックでレンズもついいろいろ買ってしまう
ここまでいくと、また大きな分岐点があって・・・
①プロになりたい、そこまで思わないけれどちょっとはお金もらって撮ってあげたい、教えたい
②コンテストで賞をとりたい
この2つに進むか、そのままか、に分類されるように思う
で、①プロになりたい、もしくは頼まれたら撮ってあげたい
・・・と、思ったときに初めて、現実を知るのだと思う
だって、カメラマン山ほどいるもん
それも、「写真学校」を卒業して、なんなら海外でも撮って、すごい先生の下で修業して
タレントとか撮ったこともあって・・・
そんな大御所が食えずに違う仕事をする時代だよ?
広告代理店や編集者やら、厳しい仕事を幾度もこなしてきて
それでも暇なんだよ?
ちょっといいカメラとレンズがあって、ちょっと褒められたからって
今の時代、誰でもカメラ(=スマホ)持ってる時代なのに
「プロになろう」なんて甘いと思うわーーー
いや、まあ、プロになるとかなろうとか、そんなのは自由だ
だけれど、仕事をどう獲得するわけ??
SNSでちょっとPRしたら仕事につながるとでも思ってる?
小さい賞でも撮ったら依頼があるとでも思ってる?
甘いなーーーー営業ってホント大変だよ
素晴らしい実績があるカメラマンだって大変なのに
「無料」「格安」「モニター」ってやってるカメラマンたーくさんいるのに
そこからどう切り開いていくのか考えてる??
日々いろんなカメラマンに接してくるけれど
人気者のカメラマンはやはり、人柄がいいのだと思う
(腕は当然)
思い出してもらえる人でいることが、フリーランスの近道なのだと改めて
結論:カメラマン、多い!多すぎる!!!