丹精しているバラたち♡

夏は、花の持ちが悪いし、
酷暑で花だってお疲れ気味なのに
花を咲かせるためにエネルギーを使うのはかわいそう
ゆえ、この時期は「咲かせてもいいことはない」と思ってつぼみを取る
来春、たくさんの花を咲かせてねーーー

そのなかに、一つ
不思議な芽が出てきた・・・

ピエールドゥロンサールは、一季咲きで、まれに2回咲くらしいのだけれど
この芽はぐんぐん大きくなり、まさかの白い花を咲かせた

Baraya雅美先生に連絡すると、即「奇形ですね」と
まあーーーー、花から花が出てくる奇形なのだそうだ
2回咲いてくれたのも、花から花を見せてくれるのもうれしい

奇形というと、公害や障害につながる悪いイメージがあるけれど
バラの奇形は「個性」とか「特別感」があるな

人と違うことを「悪」とする昭和然とした感覚ではなくて
奇形?へえ、個性的ですね、珍しいですね、でもわたしたち何ら違いませんよねと
むしろ互いを認め合う機会になりそうじゃない?

今は生きづらいというけれど、広がりつつある「多様性」ということばを福祉の中で考えたら
障害者もハンディを負う人もみんな「個性的ですね」ってこと

わたしも唯一無二の、個性的な存在であるということ

バラが教えてくれました