「逢いたい人にもう一度逢える場所」

黄泉比良坂へ

ここでは、天国にいる人に手紙が書けるので

いつも亡き父へ宛ててペンをとるのだけれど

回数を重ねるごとに・・・

書くことが減ってきて・・・

伝えたいことがなくなってきて

お願いとか他力本願なことも消えて

「そう遠くない日に逢えるね」

そんな気持ち・・・

黄泉比良坂の鳥居の手前には

うっそうとした森があり

小さな、これまたおどろおどろしい池があるのだけれど

なぜか白い鯉?が近付いてきて・・・

そもそも鯉なんか初めて見たわ!!

すると次に

赤い鯉がそそそーーっとやってきて・・・

わあ♡紅白♡

きっといいお告げに違いない