毎日いろんな仕事をしているけれど、
自分の世界を押し付けて金銭がもらえる(=仕事)ことは少なく
それはつまり小説や写真が入賞して賞金がもらえること
自分が講演・講義をして謝礼をもらうことくらいで・・・

それ以外は全て求められたものを執筆し、そこに価値があるから金銭が発生するわけであって・・・
みなそこに苦労し、頑張って、努力しているわけで
もちろん私も例にもれずそうしている

が、しかし!!
最近「もんでんさん、どんな仕事がしたいです?」と聞かれることが多くなった

そのたびにどう受け止めていいか一瞬混乱する(ので印象深く覚えている)

そういうことを言ってくださる人は、ある程度仕事の裁量を持っている人なので
たぶん、私が言えばそれに近い仕事をさせてくれるのだと思う(思いたい)

何と幸せな声かけでしょうか???

・・・と、思っていたある日、WEBサイトリニューアルの相談をしにいったついでに雑談
「何に特化した、何が得意なライターなのか」

これは「どんな仕事がしたいのか」という問いとセットなような気がする

何でもいいです、何でも対応しますの時期は終わったのだ
私も経験を重ね、最近では「講座」「講義」そんな機会が増えた
もう、教える側になってしまうのだ・・・唖然とするがそれは事実
人生は短く、あっという間
私は本心から「まだまだ」「今なお学び」と思っていても周囲はそうは思わない
いや、思っていても新人扱いはしない(できない)

「どんな仕事がしたいですか」と言われたら
明確な返事ができるようにしておきたいし
そんな選択肢を提示してくれる人に感謝したい

そんな日々に水を差すような仕事もある
他のライターからも悪い話は流れてくる
この業界は思ったより狭い
仕事を発注する側も、受ける側も、真摯に仕事に、文字に向き合っていかないと・・・
簡単に「AIに負ける」と言われてしまっておしまいだ