久しぶりに実家に立ち寄る
母の猫がさーーーっと(車を見ただけで)逃げていく
・・・ひどい・・・

玄関には母のつくった野菜がてんこ盛りに用意してあり、
部屋に入るなり「見てみて!」と、その箱から野菜を取り出す
スナックエンドウ
きぬさや
カリフラワー
レタス

そして母の絶品煮物
最高である

丁寧に包んである野菜の中でも、どうしても見せたかったのだろうレタスを取り出す
「すごいでしょう」
スーパーに売っている大き目レタスより一回り大きい
すごいじゃん
すごいでしょうー!

そう、人はその一言があればいいんだと思う

すごいじゃん、すごいでしょう

それで終わればいいのだ

なのに、そこにそれ以上を求めたり、期待したり、余計なことを言ったりするから
いつしか戦争にまで発展してしまうのだ

自分にできないことはすごいのだ
それがどんな些細なことでもまずはリスペクトなのだ

私の母は、そりゃ生涯の収入はわずかだったかもしれない
(事実、ほんの少しパートに出ただけで、あとは主婦)
しかし、お金には代えられない無償の愛があり
慈愛に満ちた優しさがあり
初子が身体障害者に生まれたけれど、何ら変わらない母心がある
誰にそれが乗り越えられようか・・・
私だったらとうていできない

大きく育ったレタスもしかり

できないことはできない
すごいね、すごい!!
私は自分がどれだけちっぽけであるかを改めて知り、
その小さなひとことを口にしていこう

そんなことを思ったいちにち

ただいま働き方改革中
そういうことを大切にして次のステージでも自分らしく歩みたい