もうすぐ母の日

毎年恒例、子ども全員で日時を合わせて
母と一緒に食事に行き、ショッピング大好きな母と買い物に行く
今年は、母の好きなマグロの店と、婦人服のお店と、スタバ
婦人服の店は、安価で、誰でも知っているフツーのお店
それでも「お母さんはここがいい」と嬉々として服を物色笑
スタバではたくさんあるメニューを見もせず「アイスコーヒー」という・・・

私たちの「フツー」の店は
母にとって特別で・・・

私たちにとってのフツーにしてくれたのは、
自分がおしゃれも贅沢もせずただたわたしたちを育ててくれたから・・・

今から20年以上前に、
今は亡き父を居酒屋へ連れて行くと
ビールの突き出しにたこわさが出て・・・
「普段こんなものを食べないからおいしい」という・・・
ただの居酒屋のたこわさを珍しいものにしたのは、私たち子どもだ

親が些細なことに感動したり驚いたりするのを
軽蔑したりあきれたり、相手にしなかったりする人がいるけれど
それは大きな間違い

そんな親に誰がしたのだ
そんな余裕がないくらい、必死で子どもを育てたのだ

母は安価な服を着て、安価な靴を履く
ロクに毛染にもいかないことを申し訳なく思うけれど
それが母の生き方であるなら、それが末永く続くことを祈りたい

来年も、また母の好きなものを食べに行きたい