連日、市内の学校&住民団体の取材が続いています

残すはあと2件

あまりに忙しすぎて、頼れる外注さんにもお願いし、

何とか乗り切り、終わりが見えてきました

この仕事を10年以上もやれば、

「前は●●で取材にきました」とか

「おお、あのときの!」とか

「●学校にいたときお会いしましたね」とか、そういう話もできて楽しい

わが母校は新しくなり、

体育館で卓球はしていますが、校舎に初めて足を踏み入れました

先生が気を使って校内を見せてくださいましたが、

貧乏な家に生まれた私の唯一の娯楽、図書館は

まるで本やさんのように楽しい空間になっていました

(前の古めかしいのも好きだったけど・・・)

取材対象となる人は、推薦されるだけあって、

みなさん立派かつ謙虚

最後にお会いした人は、全国大会3回制覇でも

「私にとって一番うれしいのは、子どもたちの心の成長」とおっしゃる涙

今年の小説の結果はすべて出まして

年明けの最終選考通過と、

庄原文芸大賞の佳作以外は、全て落選・・・

日々、誰よりも多く貴重な話を聞いているのに、

自分には進歩も成長もないよのう・・・

そういえばみんな「そんなことない」と言ってくれるけれど、

停滞・停滞のこの数年だと実感しています

本人だからわかるこの残念なきもち・・・

そんなときは、人の優しさに励まされ、

ちょっとした一言に救われます

母校は原点です

卓球に燃えたあのころ

スピーチ大会に出て、障害者差別を訴えたこと

作文で賞金をもらって「書く」力に気付いたこと

貧しい中で必死で私を育ててくれた親への感謝の気持ち・・・

そんなこんなは、すべて10代にありました

ん?

書くことが仕事になって幸せではないか・・・

けっきょくは、ここに落ち着くのでした

母校のイチョウ

黄色は今も昔も好きな色です