もっともとりたい文学賞「中国短編文学賞」
二席に入ったのはもう10年以上前になる・・・
残すは一席のみ

なのに、その後は最終選考と二次選考通過を繰り返すだけ
今年も二次選考(25作品)どまりでした・・・

みんな「惜しかったね」「すごいじゃーん」などと言ってくれるけれど、
10数年、物書きの私が、二次選考どまりでいいわけがない
はっきり言おう
センスがないのだ
あれこれこねくり回したところで、いいものはいいし、悪いものは悪い
どうしようもない中途半端なパン生地を、発酵しきる力もなく、かといって捨てもせず
何と思い切りのないことであろうか

もう、パンはダメなのだ
なら、和食にするかサラダにするか
いつもの自分ならあっさりと次の道を見つけるはずなのに
下手に二席をとっているから、大きく舵が切れないでいるだけだ

でないと、私はこの先も二次選考ときどき最終選考くらいで
いつしか書けなくなり人生が終わってしまう

「これは!」と思う作品は、どれも賞に入ってきた
二次選考なんかにほっとせず
私の「これは!」を探していこう