「教える」ということはとても難しく
私のようなものにはまあ到底無理な話でございますが
昨年末に「ライター講座」(初心者向け)を開催しており、
そのギャラが振り込まれたってことで、ふと思い出しました

この講座は「初めて取材に行く人向け」ということで、
ワタクシは取材現場でどんなにすごくて面白くネタになりそうなものがあったとて、「何を取材するのか」「何のために」「誰に」を忘れてはいけません、ネタに引っ張られてはいけませんと話しました
かつて自分がそうだったからです・・・

現場に行くということは、媒体の看板を背負っていくのだ
中国新聞の社員でなくても、「中国新聞」の媒体であれば、同じくらいの気概を持って
先方はほぼ大歓迎してくれるが、中にはそうではない人もいる、時間も奪っている
感謝を忘れないようにと・・・
最後にこの仕事を依頼してくれたディレクターが「うちの社員にも伝えたい」と言ってくれたその一言がただうれしかったです
参加者さんに一つでも伝わっていて、立派にライターになられて、思い出してくれたらいいなー

まあ、そんなことを言いつつ、自分のためになった講座でした

先日は、講師、いわゆる「先生」として仕事をする人とオフを過ごしました
指導する難しさはもちろん、相手が年上であったり、自分より経験がある人に対してはどうすべきか
スキル以外にも気を付ける点はたーーくさんあるのだと驚愕
「先生」って大変なのね・・・
その人がSNSでひとこと

「生徒さんの成果は合格発表のよう」

それくらいの気概がないと教えられんのだなーと痛感

教わるほうも必死ですもんね
お金と時間に対する対価を求めてくるのは当たり前

時々、執筆について教えてほしいと言われることはあるけれど、私なんざー、まだまだ(一生)教わるほうですわ