子どもの頃から園芸が大好きだった
近所には花の苗など売っていなかったので、育てるのは種から
発芽しにくいのにせっせと種を撒いていた

ご近所さんが「プリムラ」という花を株分けしてくれて
それがどんどん増えていくのが楽しかった

花壇だけでは飽き足らず、排タイヤの中に土を入れてみたり、プランターに植えたり
あるとき、大切に育てたひなげしの花を、父が草刈機で切ってしまったことがあった
黄色でとてもかわいらしかったので、わんわん泣いた
父には悪いことをした・・・

一度、高価なバラ苗を購入し、家に植えた
「冬にまるぼうずに剪定するのよ」と言われたが、意味が分からなかった
そのままにしていたら1回小さい花が咲いたが、それっきりだった
バラは難しいのだと納得した

部屋には大量の観葉植物を並べ、挿し木で増やして満足している

数年前からバラ栽培に熱中している
剪定、消毒、土、鉢増し、植え替えなどなど、大切なことをしっかり教えてくれ、伴走してくれる先生と出会えたことで、私のバラ熱は加速した
バラバラ言っていたら、人が分けてくれたり挿し木をくれたりして、いつしか10数種になった
5月のバラシーズンが楽しみで楽しみで・・・

今日の取材の最後はガーデンカフェ
見事な庭が広がり、中にはバラやあじさい、クリスマスローズ、チューリップなどもあった
四季折々に花を咲かせて来店者を楽しませるんだろう

「見事ですね」と聞くと・・・

「ホームセンターで半額になるのを待って買うのよ」とおっしゃる

すてきなマダムがそんなことをおっしゃることに好感
花は皆を笑顔にしてくれる

黄色い葉のあじさいが珍しかったのでぱちり