この前の話
仲の良い売れっこライターさんに「お礼状を出したら、もっと素晴らしいハガキが届いた」ということを話したところ「ええっ、わたし今までお礼状なんか1回も出したことないです」とな
このライターの場合は、お礼状を書くPowerをも、原稿に注入しているんだろうな

私は昔から手紙の類が好きで、63円で感謝が伝えられるならと、お世話になった方には礼状を書くことにしている
ただ、私がそうなだけで、LINEやメール、電話で気持ちを伝えるのも同じことで、ハガキが尊いとは思わない

事務所の机の上には、いまは亡き取材対象者さまからのお礼状を飾っている
絵具でイラストを描いたハガキに、直筆で取材のお礼と、「いつでもまた来てください」と添えてある
その後、娘さんから「父が亡くなりました」と連絡があり・・・このハガキを捨てられなくなった

礼状をしたためたら、オフィスから見える景色を添えたハガキが届いたこともある
万年筆の見事な文字だった
楽しい取材の時間が思い出されると共に、多くの人と会って常に礼状を出すことを習慣とされているんだろうと改めて感心した

さきほど、取材対象者さまから動画が届いた!
この媒体では、取材のお礼にと、お子さんにはささやかなお礼を渡すことにしており、あとから掲載紙と一緒に郵送したのが届いたようだ
「ありがとうございました」と、私が選んだペンを持って、お子さんが笑顔でお礼を伝えてくれている
わざわざ撮ってくれたんだ・・・
ご両親のマメなこと!!お子さんもきっとマメにお礼を伝える人になるね!!

 

毎日、いろんな取材をするれど、見習うべき点、気付きがたくさんある

素晴らしい人ほど、「終わったあと」も大切にする

私もそうでありたい・・・