師事する先生が「いつか個展がしたいのう」みたいなことを言い
「やりましょうよ!」と言ったのが1年前
その話をした瞬間、会場の空き状況を確認した
折しもコロナがまん延し「何があっても支払ったお金は返さない」と言われた
そこから1年、あっという間だった
コロナも落ち着いて、無事開催できた
先生も、膨大な写真のストックの中から、よくもまあ作品48点選ばれました・・・
写真展には毎日のように、私同様「先生!」と呼ぶ人、「懐かしいのう」と抱き合う人、「まだ生きとったんかい」と笑いをとる人、いろんな「濃い」人が足を運ぶ
みんな、長い時間をかけて写真を見て、アンケートに一言残して、名残惜しげにかえって行く
「写真」というツールを介し、こうやって、ハレの日には、わざわざ顔を見に行く関係
SNSで毎日のように情報交換している知人も、もし私の一世一代の晴れ舞台があったとしたら来てくれるだろうか?
SNSがない時代の人とのつながりの強固さには、うそや飾りがなく、ただ真実だけがあって
レタッチだ合成だ加工だというテクニックがない時代を生きた写真愛好家そのままだな、なんて・・・
そんなことを考えつつ、写真展2日目を終えた