着付け教室はたいてい、茶道の稽古と同じ日になる(ことが多い)

和の学びでテンション上がって、そのまま着物に突入

私は社会人になるまで浴衣すら着たことがなく、着物を着たいとも思わなかったし、身近に着物を着ている人がいるわけでもなく、人生に着物はほぼ登場しなかった

しかし茶道に触れていくにつれ、着物との接点がでてくる
先生はもちろん着物で、たまに体調が悪くて「着物じゃなくてごめんね」とおっしゃるくらい、稽古=和装だった
それでも自分には関係ないと思っていたが・・・
お茶会のお点前をすることになり、「こりゃ困ったな」と・・・
そのときは、今は亡き義母が、嬉々として着物を着せてくれた
茶道の稽古が進むにつれ、お茶会にも参加するようになったが、そのたびに着物を着るようになった

・・・が、しかし、毎回、義母に着せてもらいに片道1時間かけるなら・・・
私も着られるようになればいい!!
着付け教室に少し通ったけれど、仕事が忙しくてとうてい続かなかった
それに、着付けはとーーーっても難しく、覚えきれる自信がなかった

時は経ち、新居での生活も落ち着いた頃、
ふたたび茶道の教室で学ぶことになった
(表千家から裏千家になったけれど)
先生は毎回どんなときも着物で迎えてくださる
お茶会が開催されると
姉弟子たちは全員、当たり前のように着物!
私も、着付け代を払って、早朝から近所の呉服店に着付けに行く
これではいかん!
そう思っていたところに義母が残した着物一式が届いた
これは・・・
ぜったい着られるようにならなくちゃ

偶然知った着付け教室は、1カ月2500円(2回)
なんと破格!
それに、見学していいなと思ったのが、
諸先輩方が振袖や他装に挑戦していて、全員がうまいこと!
和装用のボディを持参して、みんなもくもくと素晴らしい振袖の着付けを練習している
わあ・・・レベルが違い過ぎていいわ、ここ!!!!
自装もままならないのは私だけ
開き直って挑戦することにした

あれから1年
月謝袋がその歳月を知らせてくれます

私もなんとかかんとか、補正、名古屋帯、袋帯と練習を重ね
やっとやっと、自分で着られるようになりました
次は娘のために練習して、人にも着せてあげられるようになりたい

着物を着られると何かといいことがあって、
着付けを頼まなくていいし、
着ていけば喜んでもらえる
普段は黒ばかり着ているけれど、着物ではピンクや白を楽しむこともできる
帯や小物との色合わせもとても楽しい

自分が身に着けた技術が、自分の人生を彩り、誰かの役に立つなんてすてき!!
私の生涯ボランティアは清掃活動と着付けに決めたわ♪