今度中学生に「職業講話」ってのをさせてもらうのだけれど
「ライター」「WEBライター」がもてはやされているからだろうな
あいにく私はWEBライターじゃなくて現場で取材する人なので
中学生がイメージしている、サイトを閲覧して原稿を作る人、ではなく
その元を調べて書いている人になるんですけどねーーー!

仕事の話をすればいいのか、
「フリーランス」の話をすればいいのか・・・
そう知人にいうと「最近の子どもはフリーランスっていうのが分からないんじゃない?」と
そうか、いい大学に進学して大手企業に入社する、終身雇用、年功序列、そんな時代は終わった
たしか私の卒論は「ブルーカラーとホワイトカラーにおける終身雇用と年功序列の日米比較」みたいなのだったような気がするーーー

フリーランスの最大の魅力は自由に休みがとれ、
組織に縛られず仕事をするところであろう
私もそう思う
これだけたくさん趣味を楽しめるのは、会社員だったらムリかもしれない・・・
いや、会社員時代からやってたんだから、できるのか(どっちや)
フリーランスでなければ一週間の海外旅行はアホみたいに高い年末年始やゴールデンウィークになるだろうから、格安チケットが出た瞬間に飛行機をおさえて、そっから仕事を調整できるのはいいかなー
あとは、こうやって夜中から仕事を開始したり、
好きなカフェでも仕事ができるし、
なんなら「しなくてもいい」
そういう自由度が楽しめる人は、フリーランス向きかなー
あーー、しばらく連載していた「フリーランスになるか、会社員になるか」の続きをまた書かないと・・・⑤まで書いているのでぜひ読んでください!!

が、しかし、
いいことと言ったらそれくらいだ
あとは全部自分でやらないといけないし
できないことは人に頼まないといけない(税金関係は税理士にお金を払ってやってもらってる)
私の場合、ぶるぼん企画室という「会社っぽいもの」があるから、
フツーのフリーの人よりはるかに、はるかに楽だ
はっきりいってビジネスパートナーの有無は、天国と地獄くらい違うと思う
今度そのはなしも書こう
「ビジネスパートナーがほしい」という話は100回くらい相談されたが、きっと全員がよきビジネスパートナーを得られていないと思う(会社組織は別)
1+1は2以上のものを得るための一番近い手段だと思うが、実践している人はほぼいない
誰でもいいわけではなくて、ビジネスにおいてその人が「お金になるか否か」これに尽きるんじゃないでしょうか?
逆にいえば「自分は相手に利益を生む存在であるか」も同じかそれ以上に重要ですな
私は利益を生む自信があるので、パートナーと対等にやってきて10数年が経ちました
いざ「外注」とか、JVを組むやり方も一つのパートナー関係かもしれない
我が社では、素晴らしいデザイン会社さんが、それこそ2時でも3時でも仕事をしてくださる
そんな会社はどこにもないと思う
「ありがとうございます」で済まないくらい感謝の気持ちでいっぱい・・・

と、フリーランスでありながら、最高の組織が私を支えてくれている
一人だったらたぶん会社員になってますね
わたしそこそこ仕事できると思うんで・・・

次はもう「仕事があるか否か」これも100回くらい聞かれましたが、
私の場合はすごーく特殊で
フリーランスになると決めたとき、「月収20万円は堅い」レギュラー案件を獲得していました
どう転んでも月収20万円はある
だから冒険ができました
「この仕事なくなっても、20万円はあるし」そんな気持ちが持てるだけ幸せだと思う
(もちろん、なくならないよう頑張るわけだが)
生活苦をにおわせながらギャラに文句言ったりする人もいたけれど、
自分の仕事がうまくいっていないことと、今の仕事は関係ないのでね
が、しかし、精神の安定にはつながるし、それは表に出ると思うので・・・
まずはフリーランスの「経済的足固め」は重要と思う

あとは仕事をどう受けるか否か
幸せなことに、ほっとんどが紹介で
ときどきコンペで獲得したり、応募したりも・・・
いまは紹介の仕事ではっきり言って手一杯で、9月10月はものすごーく忙しく
11月にちょっとゆっくりできたけれど、11月後半からほぼ寝てない
「あー、今夜も徹夜か」
日中もずっと眠い
そんなハードな、精神的安定のないのがフリーランス
仕事があってもしんどい、仕事がなくてもしんどいのがフリーランス
向いている人と向いていない人がいると思う

来週は北海道へ撮影旅行へ♪
そういうオンオフができるのもフリーランス
明日の朝までに最低でも3本は書かないと・・・
そんなスケジュールもフリーランス

私はたぶん、大いに向いているタイプだった笑