先月のファミリー可部で
陶芸家、吉野瞬氏を取材させてもらった
@shun.yoshino
吉野氏のインスタはこちら


きっかけは1月に発災した能登の震災
(思えば私は災害の取材を多くしてきて、そこからいろーーんなご縁をもらったと実感)


能登の災害で伝統工芸(漆など)の再建が厳しい現状に、
漆作家を中心に、10数人のアーティストが作品をリーズナブルに販売し
売上を全額、被災地へ届けるという活動があって
その作家名の中に、吉野氏の名前があった

聞けば安佐北区可部の出身だとか!!

作品を見たのは、これまたちょっと違っていて
西区のパン屋さんを取材していたらすてきなお皿に載っていて・・・
このお皿はどなたの?と、パンそっちのけでお尋ねして
初めて吉野氏の名前を知った!!

この2つがくっついて、取材へと実現し、
かつ、今回は
今年、広島で最後といわれる個展が、竹原・田万里の「田万里家 RICE DONUT & FARM STAY」で開催されるとな!
田万里家 RICE DONUT & FARM STAYを運営する井本さんも
西日本豪雨をきっかけに、竹原へ足を運ぶようになった地域のキーマン
その取材もさせてもらったので不思議な気持ち・・・

そんなこんなで、毎回完売の個展をぜひ見たいと思い、
張り切って行ってきましたーー!
お昼はすごい人だったみたいで、作品も随分減ったみたい・・・

左奥の楕円のお皿をお買い上げ♪

酒器もたくさん

左のマグカップは即決でお買い上げ
欲しいっていう人が他にもいて申し訳ない・・・

好きなこと一筋に
「売れるもの」ではなく「自分がわくわくするもの」を焼いていたら
自然と認知されるようになったのだとか(^^♪

ひと昔前までは、転職なんて「悪」で
終身雇用こそ正義、つらいことも耐えてなんぼみたいな時代で・・・
でも、それが今の日本の基礎にあったのだから、それも否定してはいけないと思う

いまは「生きづらい時代」といわれながらも
自由があって、それを受け入れてくれる社会があって、
過渡期という単語でくくれない流動的な、ホントおもしろい時だと思うので
そんなときに、私も存在して生きている偶然に感謝

吉野氏が自分の作風の「変化」を楽しんでいるように
(作品にサインはしないそうだ)
私も、私なりの人生を、私色にして、何か一つ成し遂げたい
・・・が、残り時間は少ない・・・