ずいぶん前から3/3の「ひなまつり」のイベントの取材が決まっており、
各地で開催される催しに行くことはできなかった
しかし、取材した手作りのひなまつりイベントは、心尽くしのおもてなしにあふれ、
最近感じる、いきすぎた「イベント価格」「インバウンド価格」ではなく安価で
「儲けるより楽しんでほしいからやってる」感が伝わってきて、
でも「安かろう悪かろう、ほーらもっていけ」でもなく
とにかく居心地のよい空間を作り上げていた
それって、プロが入ってがっちがちに作り上げるTHEイベントよりはるかに難しい塩梅だと思う
いや「塩梅」こそが人間ができることであり、塩梅がうまくいけば世の中うまく回ると思う
そうじゃそうじゃ、塩梅じゃ!!(意味不明)
イベント開始前に話を聞き、あとは撮影となったので
私も花があふれる会場をぐるっと回ることにした
私は花が大好きなので、最初に入った和室にそれはそれは大作が活けてあるのに感動
「きゃーっ!すごい!!」
その声を聞き、遠くから主催者がやってきて「まあ、その言葉が一番うれしい、そんな声が聞きたかった」とおっしゃる
アーティストとして、それは本音だと思う
(私の驚愕の声も本音でした)
が、しかし、花を飾ってあっても、飾ってなくても、それは同じなので
この、安くはないであろう花材を含めて、主催者のおもてなしの心
そんな空間が一軒まるごと展開されていました
来場者にも驚きました
胸のブローチがひな人形だった人、
花柄の着物をリメイクして上着にしている人など
趣旨に似たファッションでやってくるのがすてき!
そのうちの一人は、着物でご来場で、帯がお雛様(それもジュサブロー)
着付けも完璧でした
思わずぱちり
色無地の着物も品があって
これぞ、来場者の心遣いだなと感心しました